186 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:03:25 ID:l5YIRJFo0
・・・
原因不明の事態が起こり ジャイアンツの選手の様子がおかしくなる
それを聞いた清原は 原因究明のため無事な選手らから事情を聞こうと
一人ジャイアンツの宿舎へと車を走らせた
その後どのような事態になるかも知らずに・・・
・・・
キキッ
清原「・・・・・」
清原(やっぱいつもの雰囲気とちゃうな・・なんかおかしいなホンマに)
清原(一応これは持っていっといた方がええかも分からんな・・)
187 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:04:05 ID:l5YIRJFo0
清原は自分が信じる唯一の武器、コルトパイソンを片手に宿舎へと入る。
誰も いない・・・。
清原「おい! オレや! 誰か出てこいや おーい!」
・・返事なし。
そのまま前へと進むとロビーへと繋がる扉がある。 カギがかかっているようだ。
仕方なしに折り返す。 玄関の受付室にならカギもあるはずだ。
誰もいないから拝借してもよいだろう。
ガチャ
清原(ああ、多分これやろな。 ったく何で誰も人がおらんのや・・何が起こって・・)
ゴトゴトゴト
清原「!?」
ゴトゴトゴト 部屋の掃除用具入れから何やら物音がする。
用 具 入 れ を 開 け て み ま す か ? YES NO
188 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:04:43 ID:l5YIRJFo0
YES
清原は用具入れを開けた! 途端!!!!!
**「うぁァァあァァあァあああああああああ!!!!」
清原「なっ!!! く、くっ・・・くそっなんや一体・・!」
**「ハァぁあァァァァァあああ ガシュッ!」
清原「ぐあっ! っっこのクソッタレがああ」
パン! パン! パン! ドシャッ
清原「・・・ぐ・・肩に食らいつきやがって・・ってまさかコイツ・・」
清原「・・・・・工藤さんやないか・・・まさか・・なんで・・・」
清原「!!」
よく見ると何か紙切れが落ちている。
189 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:05:23 ID:l5YIRJFo0
工藤のメモ
あの男を信じた俺が馬鹿だった。
しっかり面倒を見てきたつもりだったが、実は利用されていただけ。
礼儀正しい態度は表だけの顔。
裏の顔を知ってしまった時はもう俺自身、手遅れになってしまった。
奴がやろうとしてることは間違いなく社会問題になる。
このままではジャイアンツも間違いなく滅びてしまう。
クソッ! なんとか誰かそれを阻止してくれる勇者はいないのか・・。
ほんの少しの望みをたくして、この手紙を体にしのばせておく。
誰かがこれを見つけてあいつの悪行を阻止してくれることを切に願う。
できることならマトモな精神状態で渡したいところだが・・・。
頼む! ジャイアンツを救ってくれ! 奴を、こ
最後の部分だけ切り取られたような跡があって読めない。
190 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:06:05 ID:l5YIRJFo0
清原(・・・どういう ことや・・・?)
清原(なんで工藤さんがこんな姿に・・)
清原(あかん・・このままやったらあかん・・オレ一人ではどうにもならん!)
清原(せやけどもう少し手がかりを見つけんとどうしようもないか・・)
清原(・・・先に進まんとしゃあないんか・・・)
思い足取りのまま、カギを手にしながら先ほどのロビーへと向かう。
ガチャ カギを開けた。
清原(ロビーのカギなだけやから、もうこれはいらんな、捨ててもかまへんな)
ロビーには誰もいない。
奥には2階へと続く階段と下水道へと降りるハシゴがある。
とりあえず2階へと上がる。
191 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:06:31 ID:l5YIRJFo0
2階へ
清原(くっ! ひざが痛いな・・・こんな所で割り食うとは思わへんわな・・・)
ガシャ ズズズ ガシャ ズズズ ガシャ
清原(またか・・・くっ気が付きおったか!)
パン パン パン! ドシャ!
清原(・・・今度はこれは・・尚成か、やってられんな・・)
清原(あかんどっかの部屋に入って少し休まんと・・・)
192 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:07:07 ID:l5YIRJFo0
電気がついている部屋を見つけた。 誰かいるかもしれない、入ってみる。
ガチャ
??「だ、誰だ!!!」
清原「ま、待て! オレやオレ!」
元木「清原さん!」
清原「お前は無事やったんやな・・・」
元木「ええ・・・なんとか。 でもなにがなんやさっぱりで・・・」
清原「状況飲み込めてないというのは一緒やな、うぐっ!」
元木「どうしたんです!」
清原「ああ・・・ちょっとここに来た途端やりあってな、肩をちょっとな」
元木「そうですか・・一応救急スプレー一本だけ残ってるんで使って下さい」
清原「ああ、すまんな」
元木「しかし今からどうしたらいいんですかね・・・」
清原「とりあえず外に逃げなあかんやないか」
元木「玄関から戻るのはもう危険やないかと・・・」
清原「・・・・・ああ、それはそうかもしれんな・・」
※ ザッピング ここから>>22へ。
>>22 名前:代打名無し@実況は実況板で[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 11:51:05 ID:gOxSHX8c0
清原「なんでこんな目にあわないかんねん・・・」
元木「仕方ないでしょそんなこと言っても・・・」
清原「おいお前ちょっと外の様子見て来いや」
元木「えっ? でも・・・武器持ってないですしオレ」
清原「オレの貸したる。 ここにいたらまあ安全やろ」
元木「はあ・・・分かりました」
清原「けどすぐ戻って来いよ」
外に出て5分ほど経った。 あれほどいたゾンビの姿がなぜか見当たらない。
イヤな予感がする。 清原が心配だ・・・。
部 屋 に 戻 り ま す か ? YES NO
193 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:07:51 ID:l5YIRJFo0
※ ザッピング >>22終了から
清原(ふう・・・しかし元木が無事やったのにはありがたいわな)
清原(パワーもあるし、なにしろこんな状況下ではめちゃくちゃ頼りにもなるしなあ)
清原(まあ銃もあのまま元木に持たせといてええやろ・・・)
ガタガタガタ! ガシャーーーーーン!!!
清原「な! こ、こいつら一体どうやって入・・ぐっ!」
清原「くそっ腕を・・・こんな時に限ってああっ! ナイフしかないんか・・・」
うああァがァァァほぁぁぁあぁあああ ズズズ ズズズ
清原「あかん・・・このままやったらやられる・・・おい元木! 元木ぃぃぃぃぃ!」
清原「元木ぃぃぃ! 助けてくれえええええ!」
※ ザッピング ここから>>25へ
>>25 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 11:57:49 ID:gOxSHX8c0
>>22
YES
カチャ ギギギ バタン!
♪ジャカジャカジャカジャン!!!
清原「おおおおい元木助けてくれ!」
元木「は、はい!」
パンパンパンパンパンパン!!!
清原「助かった・・・いきなり窓から突き破って入ってきよってな・・」
元木「逃げようとしたんですか?」
清原「ああ・・そしたらお前が丁度助けにきてくれてな」
清原「ただいきなりドアが開いたから吹っ飛ばされてゾンビに少し噛まれたけどなw」
元木「大丈夫なんですか?」
清原「これくらいのキズどうってことあらへん。 ちょっとムズムズしとるけどな」
清原「ここも危ないな ほな いこか・・・」
27 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 12:05:05 ID:gOxSHX8c0
元木「しかし他のみんなはどうしたんでしょうね・・ちゃんと逃げれたのかな?」
清原「・・せやな」
元木「まあ僕らも体力だけが自慢のようなもんですからねw しっかり脱出しましょう」
清原「・・・せやな」
元木「小田とか江藤さんとかも大丈夫やったんかなあ・・・」
清原「・・・・せやな」
元木「清原・・さん?」
清原「ん? ああ・・・すまん大丈夫や聞いとる聞いとる」
清原「なんやちょっと傷口がジンジンしよってな、少し気持ちわるいわ、大丈夫やけどな」
29 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 12:10:44 ID:gOxSHX8c0
下水道へのハシゴを見つける
元木「あっ! 清原さん! ここから逃げられるんとちゃいますかね!」
清原「せやけど・・・ちょっと汚いなここから行くんは・・」
元木「でも他に逃げ道あるかも分からないし・・それに今そんなこと気にしてる場合では・・」
清原「ああもう分かった分かった! じゃあ行くで! でもとりあえずお前が先行って確かめろ」
元木「はいはい・・・」
コツン コツン コツン・・・
元木「大丈夫みたいですよーーー」
清原「・・おおそうか・・・ほんなら・・うわっ! ヒュ―ーードスッ!!!」
元木「あいたたた・・何やってんすか清原さん・・あいてて」
清原「すまんな・・なんか手の感覚があまりないんや」
32 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 12:19:39 ID:gOxSHX8c0
元木「ぶわっ! くそっゴキブリか気持ち悪い・・ぶわっぶわっ」
元木「清原さん大丈夫ですか?・・・って清原さん!!!」
元木急いで清原の元へ 清原の周りにはでかいコウモリが数匹清原を囲む
元木「くそっ離れろくそっ!! パンパンパン!!!」
元木「大丈夫っすか?」
清原「くっ・・・大丈夫や、しかしなんでオレにこんなに・・」
元木「多分さっきゾンビから受けた傷に反応したんちゃいます? ほら血がまだ出てるし・・」
清原「ああやっぱりこれのせいか・・・」
元木「大丈夫ですか?」
清原「しつこい奴やのうさっきから!! 大丈夫やって言うとるやろうが!」
清原「お前はとりあえず前しっかり見て進めばええんや! その為に武器渡してるんやろが!」
元木「す、すみません・・」
34 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 12:27:25 ID:gOxSHX8c0
ツカツカツカ・・・
元木「ん? なんか向こうに誰かいるみたいですね・・? だれかな・・・」
清原「・・ああ! あれは小田や! 小田や小田や間違いないで生きてたんやなあ!」
元木「はあ良かったホンマに! 清原さん走りましょう!」
清原「はははそうやなていうか急かすなってイテテ」
元木「小田さーーん 無事だったんですね小田・・・ さ ん?」
清原「ハアハア・・・お前速すぎやねんw ん? どうしてん?」
元木「清原さん・・清原さん・・」
清原「なんや っつ!!! お、小田・・・」
小田「ううう・・・うアアぁぁぁぁぁ あぁぁああぁあ」
35 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 12:35:17 ID:gOxSHX8c0
ガシッ ズズズ ガシッ ズズズ うぁああアァァあ ズズズ
元木「なんということに・・・」
清原「そないアホな・・嘘やろ? なあ小田お前嘘やろ? なあって答えろや小田あああ!」
元木「危ない! 清原さん落ちついて! 冷静になって下さい!」
清原「離せやボケ! お前そんなに薄情な奴やったんか! 助けたらなアカンやろこいつも!」
元木「・・・もう無理です! お願いやから落ちついて! 離れて・・・」
パンッ! ・・・ ドシャッ
元木「・・・」
清原「お、小田あああああああああああああああああああああああ」
元木「・・・・・」
41 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 12:54:01 ID:gOxSHX8c0
しばらく 無言の時間が続く
元木「清原さん・・・」
清原「分かっとる」
元木「・・・」
清原「分かっとる。 こうするしかないってことも分かっとる」
元木「しかしなんでホンマにこんなことに・・・うっうっ」
清原「なあ・・元木? ちょっとこれ見てくれへんか?」
元木「ぐすっ ええ?」
清原「これな、小田の足な、この部分、なんか噛まれたような跡があるやろ?」
元木「え、ええ・・・」
清原「でな、なんでな、小田こんなゾンビみたいになってしまったんやと思う?」
46 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 12:59:23 ID:gOxSHX8c0
元木「・・・・・」
清原「・・・・・」
清原「ほな もういこか。 ここに居続けてもしゃあない」
元木「・・・」
清原「早よ立てや!」
元木「・・は、はい!」
清原「なあ元木・・」
元木「・・?」
清原「もしその時が来たら、しっかり頼むで・・・しっかり狙うんやで」
49 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 13:09:44 ID:gOxSHX8c0
ツカツカツカ・・・
清原「うぐう・・一体どこまでこの地下道は続くんや・・」
元木「下水道ですからね・・どこからか上に上がればどこかには出るでしょうが・・」
清原「ハア・・ハア・・・」
元木「本当に大丈夫ですか・・? さっきよりも息遣い荒くなってるような・・」
清原「何回同じこと言わす気やねん! ええから自分の心配しとけ! ただの体力不足や!」
元木「ハハハ・・そうですねそれでこそ清原さんだしっかりして下さいよ生きぬきましょう!」
元木「???」
元木「なんだ・・・? あれは?」
50 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 13:17:31 ID:gOxSHX8c0
元木「清原さん! 隠れて!」
清原「ん? な、何や?」
元木「いいから! どう見たって普通じゃない!」
コツコツコツ コツコツコツ・・・
○○「いたか?」
××「いや・・・この先か?」
○○「馬鹿な! この先はもう壊滅状態だぞ? 一人バカが逃げ出しただけだ」
×藤「ハハハw 逃げようとした所襲われて、今頃はこの先で生きる屍だな」
仁○「とりあえずそいつを処分しに先へ向かうか」
56 名前:代打名無し@実況は実況板で[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 14:01:23 ID:gOxSHX8c0
元木「清原さん・・・今の・・」
清原「ああ・・オレらのこと言ってたんか?」
元木「たしかにそんなニュアンスではあったけど、『逃げ出した』とも・・・」
清原「小田のことか・・・一体何が起こってるんや・・」
元木「清原さん」
清原「???」
元木「直接、突っ込んでみますか? 何が起こったのかを知るために!」
清原「本社にか? 好きにせえw ここまで来て逃げるわけにもいかんわな」
58 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 14:10:21 ID:gOxSHX8c0
清原「しかしお前、本社の場所なんて分かるんか? こんな下水道からで」
元木「簡単なことですよ、さっき来た奴らの足跡を逆に辿れば大丈夫でしょう」
清原「ああそウか、結構賢いんやなお前ってw」
元木「しかしどこでなにが待ちうけているかも分からないですね」
清原「いざとなったら、オレのこトなんて放っていったらええんやからな」
元木「そんなことは・・・できません」
清原「オレやって死にたくはないけどなそら」
元木「希望をね、捨てずにね、休憩室みたいな所には薬も消毒剤なんかも揃ってるでしょうし」
・・・
その少し後ろ
・・・
○○「・・・・・」
ザッザッザッ・・
63 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 14:33:33 ID:v9HumRPf0
清原「ここ か・・・」
元木「ええ、このハシゴを昇ればおそらく・・」
清原「ほな、イコカ」
元木「清原さんが先に・・さっきの奴らが戻ってくる可能性もあるんで」
清原「せやな 行かせてもラウわ」
カツーン カツーン カツーン
元木「ああ! 休憩所があるみたいですよ清原さん!!!」
清原「まア休憩所というかただの倉庫みたイなもんやけどなw」
元木「とにかく入りましょう、薬とかもきっとあると思いますよ!」
67 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 14:41:20 ID:v9HumRPf0
元木「とりあえず落ちつけそうですねしばらくの間は」
清原「そウ・・やな」
元木「これからどうしていくかしっかり決めないと・・・」
元木「小田さんもあんなことになったし、他のみんなも・・更に他現状が一体どうなってるのか」
清原「夢みとルミたいやわ な・・・」
元木「まあとにかくそれよりも、清原さんの傷治療しないと・・」
元木「しかしやはりここに薬品類はなさそうですよね・・職員休憩所みたいな所だったらきっと・・」
清原「・・・・・ぐっ・・」
元木「清原さん!? 清原さん!」
清原「大丈夫や・・大丈夫や心配すな・・大丈ぶヤカら・・」
68 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 14:49:04 ID:v9HumRPf0
清原「ぐわっ! ぐわっ!! ぐわっ!!!」
元木「清原さんっ! しっかりして下さい清原さん(涙目」
清原「フ―ッ フ―ッ・・・大丈夫やこんなコトくらいで!」
元木「どこが大丈夫なんや・・・待っててくださいすぐに消毒剤を!!!」
清原「そンなもンいらン! お前はオレとどれだけの付き合イなんや!」
清原「オレが大丈夫と言ったラ大丈夫なんや、分かっとるやろうがあああアア」
清原「ここにおってもしゃあない・・・行くで・・」
元木「ちょっと待って下さい! 清原さん落ちついて・・!」
元木「お願いします消毒剤取ってくるまでこの部屋で待っててください! すぐに戻りますから!」
清原「あああアア?」
清 原 を こ の 部 屋 に 残 し ま す か ? YES NO
194 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:08:19 ID:l5YIRJFo0
※ ザッピング >>68から
清原「ぐぐグ・・・苦しい、傷口がどんドん変色してきトる・・・」
清原「クソッタれ苦しイ・・あかんすまん元木ここでジットしとったらおかしクなってしまうわ・・」
清原「すまんな元木 すまんナもとき・・・すまんな・・・」
部屋を出る
清原「消毒剤はどコや・・・消どく剤がナイトもう・・」
清原「・・・だめや、モハやこレまで カ・・」
清原「ん? ・・・・あ、 あれ は? も と き か?」
バタッ
??「・・・・・」
195 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:08:49 ID:l5YIRJFo0
??「・・・・・さん」
清原「・・・」
??「・・・ら さん」
清原「・・・ん」
??「き・・・・ら さん」
清原「? んん・・ん」
江藤「清原さん!」
清原「ん? っはあ、・・・江藤?」
江藤「ええ、良かった、無事で」
清原「お前も無事やったんやな・・・ ん!? そうやオレ確かケガで意識飛んで・・」
江藤「危なかったですね、もう少しで奴らの仲間入りだったところですよ」
清原「お前が助けてくれたんか?」
江藤「はい、偶然見つけたんですが間一発でしたw」
清原「そうか・・・礼を言わなあかんな」
196 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:09:15 ID:l5YIRJFo0
清原「ところでお前、今一体ジャイアンツの中でどういったことになっとるか知ってるか?」
江藤「え? ・・・いえ、何も」
清原「そうか・・・ったく相変わらず何も手がかりなしか!」
江藤「! 清原さんもしかしてこの事態なんとかしようとしてるんですか?」
清原「ああ、そらそうやろ。 乗りかかった船やないけどな、ここまで来てやめれるかいな」
清原「それに・・・もうおらんけど・・工藤さんのメモにもあったしな」
江藤「・・・・・何と?」
清原「こんな事態になってしまったのはジャイアンツの中の誰かのしわざやとな」
江藤「そう・・・なんです かwww」
清原「ん? どうしたんや?」
江藤「いえ、別に何も。 とりあえずここを出ましょう」
江藤「清原さん、ドームに行ってみませんか? 何か手がかりがあるかもしれませんし」
清原「ん、そうやな。 他に誰かおるかもな」
江藤「ええwww」
197 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:09:59 ID:l5YIRJFo0
ドーム着
清原「しっかしなんか不気味な感じやで・・・人の気配すらせんな・・・」
江藤「誰かいるか探してみましょうか?」
清原「そうやな、二手に分かれるか?」
江藤「ええ、では僕はこちらへ」
清原「なにかあったらここで落ち合うようにするか」
江藤「分かりました」
10分後
清原(ホンマに誰もおらんな・・・ん? 何か声が聞こえんな、誰や?)
198 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:10:31 ID:l5YIRJFo0
江藤 「はっきり言って、結構厄介かもしれません。 このまま野放しにしておくのは・・」
小久保「まあ待て、いざとなっても、どうにでもできる」
江藤 「そうですが、ヤツはもう殺っちゃっていいんじゃないですか?」
小久保「無駄に殺ったところで得るものはない。 落ちつけ!」
小久保「それよりも、仁志の方はどうなったんだ?」
江藤 「元木のやつとちゃんとコンタクトしたらしいです、さっき連絡取れましたんで」
江藤 「もうここに来ているハズですよ」
清原 「・・・・・・・・・・おい」
小久保「!!!!!」
江藤 「!!!!!」
清原 「まさか・・・お前らの仕業やったんか? ・・・おい・・・答えろやあ!!!」
小久保「・・・・・・・ ふっwww」
江藤 「やれやれw いいですよね、小久保さん、もうw」
小久保「・・ああ、仕方がないな、だが殺すなよw」
199 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:11:05 ID:l5YIRJFo0
ドシュッ ドシュッ ドシュッ!
清原 「ぐっ ぐあああああああああああ」
江藤 「大丈夫、殺しはしないよw しっかりあんたには最後役割を背負ってもらうんだからw」
江藤 「下水道で途中から後をつけられたことも知らずにねえw」
ボコッ ドスッ ヌルポッ ガッ ズガッ
清原 「かっ・・・くくっ・・・ゲホッゲホッ・・・」
江藤 「ひゃーーーーーーーーはははははははははは」
清原 「う・・・・・・・・・・・・・」
江藤 「おいおいもう寝ちゃうのかよさっき起きた所だろうおいおいおwwwww」
トルルルル・・・
小久保「むっ そうか。 分かった」
小久保「おい、もうその辺にしとけ。 行くぞ」
江藤 「えあっ? ちえっ分かりましたよ・・・」
200 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:12:00 ID:l5YIRJFo0
※ ザッピング ここから>>85へ
85 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 17:23:13 ID:v9HumRPf0
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元木 「う ううん・・・」
?? 「目が覚めたか?」
元木 「うう、・・・あああ?」
小久保「ようやく目覚めたようだな 分かるか? 今の現状が」
86 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 17:24:08 ID:v9HumRPf0
元木 「まさか・・・この惨劇の中心はお前やったんか・・・?」
小久保「そうやな、本当は誰にも悟られず、そしてこんな惨状にもならずのはずやったんやが」
元木 「どういう・・・ことだ」
小久保「お前には、外様としての苦悩なんて分からんだろう所詮」
小久保「オレはな、今の位置を確保するのはずっと活躍し続けなきゃいけないんだよ」
小久保「お前らと違って、いつまでもな。 活躍できなくなった途端、ゴミ箱行きだ」
小久保「そこで仁志と共に、能力開発の為の研究と実験のひそかに行った」
仁志 「しかしこれが大失敗でな・・・見ての通り、生物災害が起きてしまった・・」
仁志 「そしてそれを知ったのが由伸、怖くなって逃げ出したのが小田・・・」
元木 「これが本社側の意向だったらもはやただではすまんぞ・・・」
小久保「何を言ってるんだかw これは全てオレ単独での行動だよw」
小久保「上に見つかればオレがやろうとしてることなんて何の意味もなくなる」
小久保「オレはオレ自身の為に力が欲しかっただけなんだよ」
87 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 17:24:47 ID:v9HumRPf0
元木 「・・・どっちみち、こんな惨状になってしまった以上お前ももう隠しとおせんだろ」
元木 「もう終わりだ、観念しろ! オレが洗いざらいぶっちまけてやる!」
小久保「そうはさせんよ、お前はもう生きて帰れない、ここで終わりなんだよ」
元木 「何をバカなことを、覚悟しろ!」
小久保「おい! 連れて来い!」
仁志 「はい」
元木 「・・・!!!!!」
清原 「ううう・・ぐああああ」
元木 「清原 さん・・・」
小久保「丁度本社にこいつがいてな、そのまま放っておかれるのもこちらとしてはマズイんでな」
小久保「治療がてら利用させてもらったよ」
江藤 「とは言っても散々痛みつけてやったがなw イーーーヒッヒッヒw」
清原 「が あ あああ ああ」
88 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 17:25:24 ID:v9HumRPf0
元木 「江藤・・・お前・・清原さんには散々お世話になっただろうが・・・それをこんな・・」
江藤 「誰だって自分の身が可愛いんだよ、オレも強くなりたいんだよwww ギャハハハハハハw」
元木 「クッ!」
小久保「さあもう終わりだ、この発端はお前らということにしてオレらは逃げる、さらばだ」
元木 「・・・・・」
清原 「くっ うおりゃあああああああああああ」
江藤 「ひやあああぁぁっ ぐおげっ!!!」
元木 「・・・!」
小久保「な、なにっ!」
清原 「へへへへへ・・・あのキズを治してくれたらこっちのもんや 瀕死の演技もおもろかったで」
清原 「その後の拷問なんて移籍後の苦しみからしたら屁みたいなもんや」
清原 「・・こ、このオレを甘く見過ぎたみたいやな。 覚悟しろや!」
89 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 17:26:12 ID:v9HumRPf0
小久保「く、クソッタレこうなったら・・・」
小久保「お、おい仁志! あいつを ジーニを出せ!!!」
仁志 「な! なっ! ですがあいつは・・・!」
小久保「いいから出せ! こんな所で終わってたまるか!」
仁志 「・・・分かりました」
ポチッ ピコッ ガシャ ウイーーーーーン ガーガーガーガーガー シュポワッ
小久保「フハハハハ・・・こうなったら仕方がない、さあ行け、こいつらを殺せジーニ!」
ジーニ.「・・・・・」
小久保「ん? な、なんだ? まさか・・・や やめろジーニ!!!」
小久保「オレじゃない 敵はオレじゃ やめ・・・ぅげぼあっ!! ごぶっ!!」 ドシャッ!
ジーニ.「・・・・・」
清原 「く、来るぞ・・・」
元木 「ええ・・・」
90 名前:22[sage] 投稿日:2005/09/13(火) 17:26:47 ID:v9HumRPf0
清原「ぐあっ!!!」
元木「ぎゃっ!!!」
ジーニ.「・・・・・」
元木「くそっ・・・手に追えない・・一体どうすれば!!!」
清原「・・・・・」
清原「元木・・・ちょっと聞け」
元木「は、はい?」
清原「お前はここから急いで逃げろ、分かったな? 急いで今から逃げるんやぞ?」
元木「え? ・・・そんなこと言っても清原さんは?」
清原「オレはもう・・・無理や 厳しいかもしれんなw」
元木「な、なんで・・? さっきはもう全然元気だったじゃ・・・」
清原「アレが最後の力やったかもせん、やはり拷問は甘くも無かったから な ・・・」
清原「それにな、見てみあいつの、小久保の右手、アレは爆破スイッチや・・・もう押しとる」
清原「どの道、オレにはこいつから逃げてさらに爆発から逃げる力はもうない・・」
清原「分かったな、2つに一つや、お前が助かるか、2人揃って死ぬか・・・」
清原「早よ逃げええええええええええ!!!」
201 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:12:24 ID:l5YIRJFo0
※ ザッピング >>90から
元木「うぐっ くそっ! 清原さん 清原さん・・・(泣く」
清原「そうや、それでええ。 オレももう潮時やったってことや 後悔もしてへん」
清原「せやけどここ人生最後、男清原の意地見せたんぞォォォォォ ゴルァジーニぃぃぃぃぃ!」
清原「ぐあっ!!!」
ジーニ「・・・・・」
清原「クソがあああああ! 舐めくさっとんちゃうぞバケモンがああ!!!」
清原「ぐはっ!!!」
清原「ははっ・・やはりこれまでなんか・・・せめて一矢報いたいもんやけどな・・」
??「おい! これを使え!」
ドサッ!
清原「ん? な、な・・・ロケットランチャーやないか・・・こんなモンどこで・・?」
??「そいつをやつの体にぶち込むんだ!!!」
202 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:12:52 ID:l5YIRJFo0
清原「よっしゃ! いったれええええええええええええええええええええ!!!」
ズガガガガガガガガガガガガガドゴーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!
ボカーーーーーーーーン!!!
清原「ハア・・ハア・・・やったで・・・倒した で・・・」
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10分後 爆発音
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元木「・・・・・・・・・・」
元木「生き延びれた、がただそれだけ。 清原さんはもう いない・・・」
元木「一体、これから先オレはどうすれば・・」
??「メシおごれや、とりあえず」
元木「!!!!!」
清原「ふぅ・・・なんや? メシおごれって言うたんや、行くで!」
↑
この辺からかっこいいエンディング曲
204 名前:22 ◆SqxLCob04E [sage] 投稿日:2005/09/14(水) 19:15:36 ID:l5YIRJFo0
3 元木 表 清原 裏 クリア 19:15
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The 3rd surbiver 仁志